中国メディア・上遊新聞は20日、サッカーワールドカップカタール大会アジア2次予選のミャンマー戦に臨む日本代表のメンバーについて、中国サポーターから感嘆の声が出ていると報じた。
 
 記事は、日本サッカー協会が20日、最新の日本代表名簿を発表したと紹介。名簿は2つに分かれており、1つは28日に千葉で行われるW杯2次予選・ミャンマー戦のメンバーで、もう1つが6月に行われるキリンチャレンジカップのジャマイカ戦、セルビア戦およびW杯2次予選のタジキスタン戦、キルギス戦であるとした。

 そして、ミャンマー戦の日本代表メンバー26人について、ゴールキーパー3人を含む全員が「海外組」であると指摘。その顔ぶれに、「海外組」が武磊選手ただ一人という中国のサポーターたちから「羨ましすぎる」、「贅沢すぎるだろう」といった感想が寄せられたと伝えた。また、相手が今年4月のFIFAランキング139位という弱小国のミャンマーを相手とする布陣であることについて「牛刀で鶏を捌くようなものだ」(必要以上に大掛かりであることを表現したもの)との声も出ていると紹介した。
 
 記事はまた、6月の日本代表メンバー24人はミャンマー戦の顔ぶれと大きく入れ替わっており、「海外組」が14人、Jリーグ所属選手が10人となっていることを伝えた。なお、今月2日にセルビア1部のパルチザン・ベオグラードとの契約を解除し、現時点で「所属なし」選手として招集されたFW浅野拓磨選手も「海外組」にカウントされている。

 やはり6月に集中してW杯予選を戦う中国代表は「海外組」こそ少ないが、帰化選手を5人メンバー入りさせて臨む。5人が実際の代表戦でどこまでパフォーマンスを発揮し、中国代表の実力の底上げに貢献できるのか。その戦いぶりも楽しみだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

http://news.searchina.net/id/1699369?page=1