(台北中央社)中央感染症指揮センターは26日、新型コロナウイルスの感染者が11人死亡したと発表した。23日から25日にかけて亡くなった。1日の死者の発表数としては過去最多。年齢層は50代〜70代で、うち7人が慢性疾患を抱えていた。

26日の国内の新規感染者は302人だった。地域別では新北市152人が最多。これ以下は順に、台北市87人、桃園市21人、基隆市13人、台中市9人、新竹県4人、屏東県2人、雲林県2人、台南市2人、宜蘭県2人、高雄市2人、彰化県2人、花蓮県1人、嘉義市1人、台東県1人、連江県1人。

25日までの感染者として、331人が追加で発表された。26日の新規感染者を合わせた633人のうち、クラスターが発生した台北市万華に行動歴を持つ人が209人を占めた。関連不明が122人、調査中は94人。

海外からの輸入症例は2人だった。台湾内で確認された感染者は6091人となり、46人が死亡した。国内感染は4918人。

(陳婕翎、張茗喧、江慧珺/編集:楊千慧)

中央社フォーカス台湾 2021/05/26 15:46
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202105260005.aspx

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新型コロナ、11人死亡=1日の発表数として最多 国内感染302人=資料写真