【北京=比嘉清太】中国の王毅ワンイー国務委員兼外相は1日、日本政府による東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出方針について、「利害関係国と国際機関との協議をまとめる前に、勝手に放出してはならない」と述べた。テレビ会議形式で開いた新興5か国外相会議で演説した。

 王氏は、処理水問題をパレスチナ問題やイラン核問題と並ぶ国際問題と位置づけ、日本をけん制した。

讀賣新聞 2021/06/02 20:18
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210602-OYT1T50198/