【ソウル聯合ニュース】韓国語教育機関「世宗学堂」を運営する世宗学堂財団は24日、国内外の韓国語学習者の実力を測定する「世宗韓国語評価(SKA)」を導入すると発表した。

 韓流ブームで韓国語の需要が爆発的に高まり、実用的な韓国語能力測定を求めるニーズに応え評価制度を設けた。

 SKAの受験対象は韓国語を母語としない在外同胞と外国人。文化体育観光部が告示した「韓国語標準教育課程」を基盤に初級・中級レベルの口述、聞き取り、読解、筆記の能力を評価する。

 本格的な施行に先立ち今月30日まで模擬評価を実施する。モンゴル、アルジェリア、ウズベキスタン、中国などの世宗学堂や韓国内の韓国語教育機関の受講生ら約2500人が受験する。

 同財団は模擬評価の結果に基づき運営体系などを改善し、SKAを来年から本格的に実施する予定だ。

聯合ニュース 2021.06.24 15:43
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20210624002100882?section=society-culture/index

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中国・杭州の世宗学堂で行われた「世宗韓国語評価」の模擬評価の様子(世宗学堂財団提供)=(聯合ニュース)