【ソウル聯合ニュース】韓国国会は29日の本会議で、日本政府が東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出を決定したことを非難する決議案を採択した。

 国会は決議で、日本政府の一方的な汚染水の海洋放出決定を強く糾弾するとともに、海洋放出決定を直ちに撤回するよう促した。

 また、日本政府に対し▼安全性問題の科学的検証▼韓国政府の国際原子力機関(IAEA)共同調査団への参加――などを要求した。

 国会は「わが国民の健康に危害を及ぼしかねない日本政府のいかなる措置も絶対に容認しない」とし、韓国政府に対し、実効性のある措置を講じるなど積極的な対応に乗り出すよう求めた。

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