https://www.recordchina.co.jp/b879192-s25-c100-d0191.html

2021年7月9日、韓国・マネートゥデイによると、韓国最大野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表が、日本大使との面会で「90度の深いお辞儀」をしなかったことについて「意識的に下げなかった」と説明した。

李代表は8日にソウル市内で相星孝一・駐韓日本大使と面会し、「韓国では最近、若い世代の政治家が活躍している。日本にも政治にビジョンを持つ若者がいるなら、交流できるよう協力してほしい」と求めた。また「日韓間の歴史問題について意見がまとまらないときは、互いに謙虚な姿勢で努力していけたらいいと思う」との考えも示したという。

またこの日の面会で、李代表は相星大使と握手する際に、自身のトレードマークである「90度の深いお辞儀」をしなかったという。これについて李代表は9日に出演したラジオ番組で「普段より意識的に頭を下げなかった」とし、「私が90度のお辞儀をよくするので、党の役員から『日本大使に会うときは少しだけ(下げるよう)にして』と言われていた」と説明したという。

これに韓国のネットユーザーからは「正しい判断」「李代表は国民の望みをよく分かっている」「韓国国民なら当然のこと」など好意的な声が寄せられている。

一方で「日本大使に頭を下げなかっただけで称賛される国ってどうなの」「日本大使に頭を下げなかったのは正解だけど、『意図的にしました』と説明するのはアマチュアっぽい。無意識を装うべきだった」「お辞儀の角度なんて正直どうでもいいこと」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)