【東京聯合ニュース】超党派でつくる韓日議員連盟の金振杓(キム・ジンピョ)会長(与党「共に民主党」)は14日、日韓議員連盟との合同幹事会に出席するため、日本を訪問した。金氏は成田空港で記者団に対し、東京五輪に合わせた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と菅義偉首相の首脳会談について、「両国の外交当局が協議を進めていると承知している」と述べた。

 合同幹事会で韓日首脳会談の開催について取り上げるかどうかに関しては、「日本の議員と話し合う過程でそういう話が出れば、われわれの意見を述べる」と表明。訪日前、文大統領からメッセージを受け取ったかについては「われわれなりにやる」と述べるにとどめた。

 訪日の目的に関しては韓日議連と日韓議連が毎年上半期に幹事会を開き、年末に総会を開いてきたが、今年の上半期は新型コロナウイルスの影響で幹事会を開催できず、7月中に相互訪問することにしていたと説明。日韓議連の額賀福志郎会長が新型コロナウイルスに感染し、日韓議連の訪韓は実現しなかったと伝えた。今回の幹事会では年末の総会のほか、来年の両議連の創設50周年関連行事、東京五輪の成功に向けた両国の政界の協力策などについて意見交換すると明らかにした。

 韓日議連からは金氏をはじめ、金碩基(キム・ソクキ)幹事長(「最大野党「国民の力」)と金漢正(キム・ハンジョン)常任幹事(共に民主党)、全恵淑(チョン・へスク)女性委員長(同)の4人が訪日した。

 韓日議連の訪日は昨年11月以来、約8カ月ぶりとなる。当時、金会長らは菅首相と面会した。

 韓日議連は今年1月と5月にも訪日を推進したが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

聯合ニュース 2021.07.14 16:26
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成田空港に到着した金氏(中央)ら議連メンバー=14日、成田(聯合ニュース)