【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日午後、イスラエルのベネット首相と電話会談し、ワクチン交換を含む新型コロナウイルスへの対応での協力について意見交換した。 

 両国は先ごろワクチン交換協約を締結。これに基づいてイスラエルから提供されるワクチン70万回分が7日に韓国に到着した。

 文大統領は「ワクチン交換は両国の友情と信頼をさらに強くする触媒であり、ワクチンが必要な時期が国ごとに異なる状況における国際協力の模範事例になる」とし、「両国のワクチン協力がさらに活発になることを期待する」と話した。

 また「韓国は防疫で比較的成功し、イスラエルはワクチン接種で模範を見せた」とし、「互いの経験を共有すればさらにうまく新型コロナに対応できる」と述べた。

 ベネット首相は「韓国は大統領のリーダーシップでコロナ危機を初期からうまく管理した模範事例」とし、インドで最初に発見された変異株で感染力がより強い「デルタ株」などにより、新型コロナ流行が続くと思われるため、韓国の専門家から経験を学びたいなどと語った。

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