https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee1b9dc57c46f32da4e985763ef07d20b76c9d4

日韓の対立激化は必至

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の東京五輪開会式への出席が、紆余曲折の末にキャンセルとなった。

 19日午後、韓国大統領府は、「文大統領は訪日しないことを決めた」とし、東京五輪開幕式には黄喜(ファン・ヒ)文化体育観光部長官が韓国政府代表として出席することを公式発表した。

 これまで日韓政府は、東京五輪開幕式に文大統領が出席することや首脳会談の開催を巡って、熾烈な神経戦と世論戦を繰り返してきただけに、両国民間の感情対立は今後さらに高まるものとみられる。

 19日午後、大統領府は文大統領の訪日が実現しなかったと最終的に発表し、その理由について次のように説明した。

 「両国間の協議は友好的な雰囲気の中で進められ、相当な利害関係はあったものの、首脳会談の成果としては依然として不十分であり、その他諸般の状況を総合的に考慮して決定しました」

 公式発表直後の記者団との質疑応答では、大統領府は決定の背景について次のように付け加えた。

 「両国の懸案を全般的に協議し、少しずつ進展はあったものの、究極的な目標である関係修復には、まだ議論が必要な状況だと見ている」

 「(相馬弘尚総括公使の発言は)容認できない発言で、国民の感情を考慮しなければならなかったし、大統領府内部の雰囲気が懐疑的に変化した」

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