https://news.yahoo.co.jp/articles/bf185f2f2f064dddb3168b61f901be8a60ad8d21

コロナ渦の最中に開幕した東京オリンピック。柔道・水泳・スケートボードで金メダルを立て続けに獲得するなど、日本チームは幸先の良いスタートを切った。

【画像】韓国の給食支援センタースタッフが日本産のキュウリに放射線測定器をかざして計測している。

筆者は韓国・ソウル在住でありテレビやインターネットを介しての観戦だが、祖国を離れて暮らす身としては、慣れ親しんだ東京を舞台に繰り広げられる選手の奮闘を目にするにつけ、「自分も頑張らねば」との思いを新たにしている。

選手達はもちろん、逆境の中で大会運営に努力する関係者全員に心から敬意を表したい。だが、そんな思いに泥水を浴びせるニュースが、韓国では連日報じられている。言いがかりとしか表現しようのない日本への嘲笑や蔑視が溢れているのだ。
メダリストが花束で被爆?

7月25日ソウル新聞など複数の韓国メディアは、「メダルを取れば福島産花束。放射能汚染不安感」など、メダリストが受け取る花束に福島県産の花が含まれている事について「放射能汚染の危険がある」と書き立てた。

小さな花束を持つだけで人体に影響を及ぼすほどの被爆が起きると本気で信じているなら、記事を書く資格がない程の無知さだ。もし危険性はないと分かって報じているなら、根拠無く福島県、引いては日本を誹謗中傷していると言わざるを得ない。

韓国による放射能問題での日本蔑視はこれだけではない。

大韓体育会は選手村の近くに、韓国選手団に韓国料理の弁当を支給する給食支援センターを設置した。ここでは食材に対して放射線測定器が使用されていて、韓国メディアは「福島産食品の放射能を避けるため」と喧伝したのだ。

この韓国メディアの報道は日本メディアも大きく報じたので、ご存じの方も多いだろう。悲惨な事故を体験した日本に住む人たちの「トラウマ」に塩を塗り込む行為であり、日本から強い批判が上がった。

韓国メディアは、「平昌オリンピックの時には日本も給食支援センターを作っていた」「アメリカチームも東京オリンピックで自国の食糧を供給する施設を運営している」などと筋違いの反論をして、日本側の批判を「ごり押し」などと逆批判した。

しかし日本側が怒っているのは、これ見よがしに放射能問題があるとアピールしている事であり、自国食品を提供している事ではない。韓国メディアの反論は反論にすらなっていない。それどころか、ソフトボールの試合が福島県で行われる事を殊更に取り上げ、会場の放射線量が問題無いレベルであることには触れることなく、韓国のネット上に流れる「命よりメダルが大事なのか」「福島で開催するなど正気か」というコメントを大手新聞が垂れ流している。


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