東京五輪の男子サッカー準決勝でスペインに敗れた日本に、中国のネットユーザーから賛辞が送られている。

3日に行われた準決勝で強豪スペインと対戦した日本は、押し込まれる時間帯が続いたもののオーバーエイジでキャプテンの吉田麻也を中心にしのぐ。攻撃でも時折、スペインゴールに迫るが決定機を作ることができず延長戦に突入。迎えた115分に、途中出場のアセンシオが見事なゴールを決めスペインが先制した。日本は吉田を最前線に上げ、コーナーキックではゴールキーパーの谷晃生も攻撃参加するが同点ゴールは奪えず、試合はそのまま終了した。

中国メディアの騰訊網は「アジア最強の日本が決勝進出を逃す、スペインに延長戦の末惜敗」と題する記事を掲載。「選手の市場価値の合計ではスペインと大きな差があったが、彼らのパフォーマンスは十分に光るものだった」とたたえた。

中国のネットユーザーからは「惜しかった!」「スペインをここまで追いつめた日本は、敗れはしたけど素晴らしい」「日本サッカーはすごい。中国を50年置き去りにしている。パスワークが見ていて気持ちが良い」「日本は毎回あと一歩なんだよなあ」「スペインが勝って良かったけど、日本もすごかった」「スペインは欧州選手権の主力メンバーが半分いる布陣で、優勝できないとまずいだろう」「客観的に言ってスペインも良くなかった。そうでなければ90分で決着していた」「大迫勇也がいたら良かったのに」「日本は選手が海外に出て行くようになって強くなった。中国も学んでほしい」などの声が上がっている。

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