https://www.recordchina.co.jp/b880688-s25-c50-d0201.html

東京五輪の閉会式の中継映像に韓国選手団が映らなかったとして、物議を醸している。8月9日、韓国メディアMBNが報じた。

東京五輪の閉会式は、8日の午後8時より国立競技場において行われた。大韓体育会からは選手4人、役員30人の計34人が参加しており、旗手は近代五種競技で韓国初の銅メダルを獲得したチョン・ウンテだった。

しかし、韓国選手団がちょうど入場するタイミングで映像が俯瞰(ふかん)のショットに切り替わったため選手の姿は画面に映らず、各国の選手が閉会式中に踊って楽しむ様子を捉えた映像でも韓国選手団の姿は確認できなかった。そのため韓国のテレビ局の司会者からも、「韓国選手を見たいが映らない」「もう少し韓国選手の姿も映してほしい」「韓国の選手はどこにいるのか?」などのコメントが上がったという。

記事は、「韓国選手団が選手村に李舜臣(イ・スンシン)の名言に関連する横断幕を掲げたり、福島産の食材への懸念から韓国選手へ独自に弁当を提供したりしたことで両国の対立は深まっており、閉会式の中継映像を見た視聴者の間では、日本が意図的に韓国選手団を映さなかったのではないかという疑惑が提起されている」と報じている。

これに対し韓国のネットユーザーからは、「開会式でもきちんと紹介せずスルーしたのに、閉会式では最初から映さなかったのか。今大会を機に日本は国際大会を誘致できないようにすべき」「本当に幼稚だね」「他の国なら偶然だと思えるけど、日本だから意図的なのは確実」「だからそもそも参加すべきじゃなかった」「日本の余裕のなさを示した閉会式だったよね」「日本にこれ以上期待するのはやめよう」など、反発の声が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)