韓国の新型コロナワクチンの1回目の接種率が50%を突破した。だが、接種完了者はまだその半分割れとなっている。
ワクチン需給の遅延で接種率が遅々として進まない中、若年層の未接種者が新型コロナに感染して重症に悪化したり死亡したりする事例が増加している。

22日、中央防疫対策本部によると、この日0時基準で韓国の1回目の接種者は累積2586万6970人で全体人口の50.4%を占める。
接種完了者は1156万2518人で22.5%だ。韓国の新型コロナワクチン接種が始まった2月26日以降6カ月ぶりだ。


こうした中、政府のワクチンの需給支障で接種が遅れ、未接種者が重篤に悪化したり死亡したりする事例が頻発するという指摘が提起された。

国会保健福祉委員会のチョ・ミョンヒ議員(国民の力)が疾病管理庁から提出してもらった資料によると、
今年新型コロナ感染者(7月17日基準)の中で重篤患者・死亡者の92.5%は接種機会を得ることができなかった未接種者だった。

該当期間28日間の臨床経過の追跡観察を完了した感染者は11万5764人で、この中で接種を完了した重篤患者および死亡者は204人、
未接種者で重篤患者および死亡者は2487人だった。特に、若年層の重篤・死亡者は未接種者がほとんどだった。

29歳以下の重篤患者・死亡者36人は全員ワクチン未接種者だった。

30代の重篤患者・死亡者82人の中で未接種者は80人で97.6%を占めた。

40代は195人の中で191人(98%)が未接種者、50代は440人の中で432人(98.2%)が未接種者だった。
https://japanese.joins.com/JArticle/282147?servcode=400&;sectcode=400