韓国では新型コロナウイルス感染症の4次流行が続いている中、きょう(26日)の新規感染者数は1900人台になるものと予想される。韓国政府による強力な防疫措置(首都圏レベル4・非首都圏レベル3)にもかかわらず感染の勢いが収まる兆しはみられず、今後も2000人台の新規感染者が続くものとみられる。防疫当局は、今回の4次流行がチュソク(秋夕・旧盆)の連休後の9月末まで続くものと予想している。

きょう韓国中央防疫対策本部によると、ソウル市など各地方自治体が前日0時から午後9時までに中間集計した新規感染者は計1734人で、その前の日同時間の1937人より203人少なかった。最近の夜の発生推移を踏まえると最終集計値は1900人台、多ければ2000人台前後に達するものとみられている。

また 感染者数の規模が増加したことで、重症患者も連日急増している。前日0時基準で高流量(high flow)酸素療法や人口呼吸器・人口心肺装置(ECMO・エクモ)などの治療を受けている重症患者は計434人と集計された。これは 防疫当局による関連集計が始まった昨年3月28日以降、最も多い数値である。

さらに死者の増加も目立っている。ここ1週間の一日平均死者数は8.4人で、前週(8月12日から18日)の6.1人より増えている。また 2週前(8月5日から11日)の4.1人と比べると、2倍以上増加したことになる。

中央防疫対策本部のパク・ヒャン防疫総括班長は前日の会見で「まだ病床には余裕がある」としながらも「今のように2000人台以上の患者が引き続き発生するようになれば、医療対応体系の余力も低下する可能性がある」と懸念を示した。

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