文在寅は「反日」変わらずも日本食ブーム

今夏に韓国初の日本式ふぐ料理店が閉店し、同業者の間で波紋を呼んだ。ふぐは韓国でも高級食材であり、廃業した「松原」は各界の要人が通う老舗だった。

コロナ禍の外食産業は、国家による店舗の営業時間短縮や来店人数規制などで、困難を極めている。経営危機に見舞われた飲食業者が多い中、ついに老舗ふぐ料理店が廃業したかたちだ。

一方で、韓国では同じく高級食材を使う日本式の寿司店が人気を集めている。文在寅大統領は相変わらず反日モード変わらずであるが、そのウラでいま韓国で新たな「日本食ブーム」が起きている。

廃業したお店は韓国で初の日本式ふぐ料理店。ソウルに駐在経験がある日本人ビジネスマンなら知らない人はいないほどの名店だ。

創業者は日本のふぐ専門店で修業した料理人で、韓国にふぐ料理を広めたパイオニア。韓国で同店が開店すると、韓国の財界や政界、日本企業の駐在員らからもてはやされ、平日の昼間はサラリーマンが、夜はお酒の席として重宝された。

そんな老舗ふぐ料理店の廃業だけに、同業者及び常連客にショックを与えている。飲食業の開・廃業サイクルが著しく早い韓国で、同店は50年以上の歴史を持つ名店でもあったからだ。

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石井 友加里 ライター兼韓日・日韓翻訳家

マネー現代 2021.08.31
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85810