半年後の韓国の大統領選挙で文在寅大統領の後任となる与党の候補者を選ぶ予備選挙で、“対日強硬”姿勢で知られる李在明氏が過半数の支持を集め、本命候補の立場を固めつつあります。

文政権を支える与党「共に民主党」では、李在明京畿道知事や、李洛淵元首相ら6人が公認候補を争っています。

“対日強硬”姿勢で知られる李在明氏は、12日までに全国を11の地域に分けた党員らの予備選挙で4連続で過半数を獲得しました。

さらに3回に分けて行われる事前登録した国民らによる投票の1回目でも、得票は51%と半数を超え、2番手の李洛淵氏におよそ20ポイントの差を付けています。

韓国メディアは、「序盤の最大勝負で半数を超え、李在明氏が大統領の本選挙に直行する可能性が高まった」と伝えています。

一方で、2番手で知日派として知られる李洛淵氏は、差が縮小したことで「民意が変わり始めた」と述べ、逆転を期す考えを示しました。

最終的な候補者は来月10日にも決まる予定です。


https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2717aa2c7c226ebceaa5920e3ac68ef254b924