英語辞典の総元締めのような英国の「オックスフォード英語辞典(OED)」に新しく26種類の韓国語が収録されたといって、韓国世論が気分をよくしている。これで韓国語としては100種類ほどになったとか。初めてのことではないが新しく採用された言葉の多くが韓流ドラマやKポップ、韓国料理など韓国文化がらみであるため国威発揚≠ノなるというわけだ。

国際的に韓国の存在感が広がった結果であることは間違いないが、そのなかで妹が兄のことをいう「オッパ」や妹の姉に対する「オンニ」、弟が姉にいう「ヌナ」といった韓国独特(?)の血縁呼称が入っているのが面白い。「オッパ」は今や夫婦、恋人の間でもよく使われるので韓流ドラマではおなじみだ。

大げさにいえば韓国語の国際化というわけだが、OEDでは以前、日本語もよく話題になった。ゲイシャ、フジヤマ、スキヤキ、テンプラ、スシ…はともかくとして「全学連」や「全共闘」「公害」なども収録されたことがあるように記憶する。今回、「スキンシップ」や「ファイティング(がんばれの意)」など韓国製英語も含まれているというが、実は前者は元は日本製英語で韓国に入ったものだし、後者は逆に日本製英語だと誤解して反日主義者が追放対象にしていたはずだけど?(黒田勝弘)

ソース:産経ニュース<ソウルからヨボセヨ/英語辞典に入った韓国語>
https://www.sankei.com/article/20211009-JBVEFPFQDBI7TAILGSEVF2RZLY/

OEDの最新版では、韓国料理の言葉が多く取り上げられた。その一部は以下の通り。

パンチャン(名詞):野菜の小皿料理。典型的な韓国料理の一部として米飯と共に出てくる
プルコギ(名詞):薄切りの牛肉や豚肉をマリネにした後、炒めた料理
キンパ(名詞):米飯とその他の具材をのりで巻いて切った料理

また「イカゲーム」や2020年にアカデミー賞を受賞した映画「パラサイト」、そしてBTSといったエンターテインメント方面での国際的成功を受け、いわゆるK-POP文化からの収録も多かった。

ハリュ(名詞):韓国のポップカルチャーに対する国際的な関心を指す言葉。音楽や映画、テレビ番組、ファッション、食べ物など多岐にわたる
Kドラマ(名詞):韓国で制作された韓国語のテレビドラマの総称
マンファ(名詞):韓国における漫画やコミック文化。多くは日本の漫画の影響を受けている
モッパン(名詞):出演者が視聴者と話しながら大量の食べ物を食べる配信や動画

ソース:BBC日本語版<オックスフォード英語辞典に「韓国語の波」 新たに26語を収録>(一部抜粋)
https://www.bbc.com/japanese/58812109

関連スレ:【パニック言語南型】「oppa」「daebak」「mukbang」…韓国語26語、オックスフォード英語辞典に追加 [10/7] [右大臣・大ちゃん之弼★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1633590043/