韓国におけるモデルナ製ワクチン接種者のブレイクスルー感染発生率は0.005%で、新型コロナワクチン製品の中で最も低いことが分かった。
ブレイクスルー感染とは、ワクチン接種を完了し、免疫力が形成される2週間を経過した後に新型コロナウイルスに感染することを指す。

韓国中央防疫対策本部が13日に明らかにしたところによると、3日現在の韓国国内の接種完了者2210万6559人のうち、
1万3860人(0.063%)がブレイクスルー感染したとのことだ。

ワクチン種類別のブレイクスルー感染発生率を見ると、モデルナ製ワクチンが0.005%、
ファイザー製ワクチンが0.043%、アストラゼネカ製ワクチンが0.068%だった。最も高かったのはヤンセン製ワクチンで0.216%だった。

1回目接種と2回目接種で違うワクチンを接種した交差接種者の発生率は0.051%だった。


防疫当局はブレイクスルー感染発生率が高いヤンセン製ワクチン接種者のブースター接種を12月から行う計画だ。
ヤンセン製ワクチンは主に30歳以上の予備役、民間防衛隊員が今年6月に接種した。

ヤンセン製ワクチン接種者にファイザーやモデルナなどのmRNAワクチンの追加接種を検討している。
防疫当局では高齢者などのハイリスク群ではなく、一般国民を対象としたブースター接種計画も12月前に発表する予定だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/14/2021101480001.html