米国務省が最近韓国に対する渡航警戒レベルを第3段階である「渡航の再検討」に引き上げた。

米国務省ホームページによると、韓国に対する渡航警戒レベルが12日付で渡航の再検討に1段階引き上げられた。

国務省の渡航警戒レベルは、レベル1の「通常の予防措置」、レベル2の「予防措置の強化」、レベル3の「渡航の再検討」、レベル4の「渡航中止の勧告」に分かれる。

国務省は「米疾病管理予防センター(CDC)が韓国に対する旅行保健水準をレベル3で発令したが、これはその国の高い新型コロナウイルス水準を見せるもの」と説明した。

国務省は日本と中国に対してもレベル3を維持している。北朝鮮は旅行禁止のレベル4だ。

国務省は8月に新型コロナウイルスの感染状況を反映し、韓国に対する渡航警戒レベルをレベル1からレベル2に引き上げている。これに先立ち国務省は6月には韓国の渡航警戒レベルをレベル1に下げていた。

国務省が発令する各国の渡航警戒レベルは米国人が該当国を訪問する際に適用されるものだ。

一方、外国人の米国入国の場合は11月8日からワクチン接種者に限り可能になる。接種証明書と陰性検査結果を提出しなければならない。

これは欧州・中国に対しては制限が緩和されたもので、陰性検査結果だけ提出すれば良かった韓国の場合はワクチン接種証明も出すよう要件が強化されたことになる。

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2021.10.27 07:59
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