防疫対策措置が強化されたのにもかかわらず、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、
現在360万人に達する未接種者が来年初めまでの流行度合いを決める重要な変数として浮上している。

韓国政府では最近、ワクチン接種を加速化させ、1回目接種率が上がっているが、さらに速度を上げるべきだという指摘の声もある。


未接種者は「感染者」「重症者」「死亡者」という三大新型コロナ指標を引き上げる主因の一つと指摘されている。

防疫対策本部が今年4月初めから今月初めまでの8カ月間の感染者36万人を分析した結果、未接種感染者の重症化率は4%に達するという。
感染者100人のうち4人は重症者になるという意味だ。

一方、2回目接種完了者の重症化率は0.8%、ブースター接種(追加接種)完了者の重症化率は0.3%と低かった。
特に75歳以上の重症化率の場合、未接種者は26.8%に達するが、2回目接種完了者は7.4%、ブースター接種者は0.6%と大幅に低い。

2回目接種まで終えれば重症化率が4分の1に減り、ブースター接種をすればさらにその12分の1に下がる。
つまり、ブースター接種の効果が証明されたということだ。

英国での研究によると、ブースター接種はデルタ株に90%以上、オミクロン株に対して70%以上の感染予防効果も示しているという。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/12/18/2021121880020.html

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