新型コロナの拡散が停滞している中、年末年始に忘年会と流動人口の増加、散発的な集会やデモの可能性に防疫当局が緊張している。

中央防疫対策本部(中対本)によると、24日午前0時基準で、新規コロナ感染者は6233人と集計された。

防疫当局が強い措置を取った今月18日から1週間、新規感染者は7312人→6233人→5317人→5202人→7456人→6919人→6233人と、小幅に減っている。

しかし、重症患者の状況は依然として深刻だ。入院中の重症患者は1084人となっている。

こうした中、1年のうち集まりが最も多い年末年始に入った。24日に中対本が発表したところによると、クリスマス、正月の連休期間(12月24日〜26日、12月31日〜22年1月2日)の、首都圏、プサン(釜山)、チェジュ(済州)などの宿泊施設の予約率は平均73%だった。

散発的に発生するとみられる集会やデモも注意が必要だ。ムン・ジェイン(文在寅)大統領が24日、パク・クネ(朴槿恵)前大統領に対する赦免を決定すると、朴前大統領の支持者が街頭に繰り出した。

彼らは朴前大統領が入院している病院の前に集まり、今後「朴槿恵大統領名誉回復運動」を展開すると予告した。

防疫当局と警察はまた発生する集会およびデモに対し、現行指針である集会・デモの人員が299人を超える場合、解散措置など原則的対応し、厳正に処理する予定だと警告した。

キム・ブギョム(金富謙)首相は24日、「年末にもかかわらず、市民の帰宅時間が早くなり、全体的な移動量も減っている。 先週末に始まった防疫強化措置以降、1日当たりの感染者数は7000人前後にとどまっているが、まだ減少に入ったと断定するには早い状況だ」と述べた。


2021/12/25 10:10配信 Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp
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