2021年12月29日、韓国・ソウル新聞は「性的暴行で起訴された20代の男に執行猶予が言い渡されたが、検察が量刑の軽さに反発し控訴した」と伝えた。

記事によると、大田地裁刑事12部は29日、児童・青少年の性保護に関する法律違反(強姦)などの罪で起訴された20代の男に対し、懲役3年執行猶予4年の判決を下した。また、40時間の性暴力治療講義の受講と7年間の児童・青少年関連機関への就業制限を命じた。

男は今年の夏、世宗市の大型ショッピング施設で10代の女子学生2人の後を追い、相次ぎわいせつ行為を行った。また、買い物中の10代の女子学生を男子トイレに連れ込んで暴行した。被害者は抵抗したが逃れることができなかったという。男の犯行の一部は監視カメラに録画されていた。

男は1審で罪を全て認めており、反省文を75回書いたと伝えられた。裁判部は、男の罪は大変重いものだとしながらも、「反省の態度を見せており、犯行の過程で行使した力の程度は比較的重いものではなく、この事件の前までに刑事処罰を受けた前歴もない。被告人と和解した被害者らが善処を嘆願していることも考慮した」と説明している。

検察は「被害者らの嘆願があったとしても、罪質などを考慮すると不当な量刑だ」と判決への不服を示しており、翌日に控訴したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「判事は誰だ?頭はまともなのか?」「人を殺しても反省文を100回書けば執行猶予がつくのか?」「韓国の判事は性犯罪に関して寛大すぎる」「真っ昼間のショッピングモールで性暴力を犯しても反省文さえ書けばいいの?記事を読んでわが目を疑った」「子供同士のけんかじゃあるまいし、反省文程度で?」「反省文75回で執行猶予なら、100回書いたら無罪になるね」「(判事の)息子なの?」「自分の娘が被害者だったとしても、こんな判決を下せるか?」など怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

Record Korea 2021年12月31日(金) 1時20分
https://www.recordchina.co.jp/b887294-s39-c30-d0195.html