https://imgcdn.cna.com.tw/Jpn/WebJpnPhotos/1024/2022/20220123/1024x740_048426284416.jpg
曽永権氏

(台北中央社)反共産主義の国際組織「世界自由民主連盟」の会合が23日、台北市内で行われた。同連盟の中華民国総会理事長を務める曽永権(そうえいけん)氏は、中華民国(台湾)の民主主義や法治、自由、人権は大きく進歩してきたとし、今後も自由や民主主義を深化させるための努力を続けていこうと呼び掛けた。

同連盟は韓国で発足した団体を国際組織に変える形で、1966年に蒋介石(しょうかいせき)政権下の台湾で結成された。この日の会合には曽氏をはじめ、国民党の関係者が複数出席した。

曽氏は新型コロナウイルス影響下で人類の弱さが示され、民主主義社会には警鐘が鳴らされたと指摘。当たり前だと思っていた自由が危険にさらされているとし、自由や民主主義を至極当然のものだと決して思ってはいけないと訴えた。

(王承中/編集:楊千慧)

中央社フォーカス台湾 2022/01/23 18:32
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202201230003