2/7(月) 17:56配信

東スポWeb

 北京五輪開会式でチョゴリ(韓服)を中国の少数民族として紹介した問題で、韓国の黄煕(ファン・ヒ)文化体育観光部長官が弱腰外交≠ナ集中砲火を浴びている。

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 今回の問題を巡っては韓国の次期大統領候補が中国側を批判するなど次々と大物政治家が声を上げて国際問題に発展しつつあるが、スポーツを管轄する黄長官の消極的な姿勢が非難の的に。しかも、そこになぜか日本を絡めて言及し、さらに波紋が拡大している。

 韓国の放送局「YTN」は「韓服議論で黄長官は『抗議計画はない。日本の独島問題とは違う』と言った」と報道。日本に対しては、昨夏の東京五輪で公式ホームページ上の竹島(韓国名・独島)の表記を巡ってすぐに抗議するなど強硬な姿勢を貫いたが、今回の北京五輪では中国政府に対して弱気でダブルスタンダード≠疑問視する声が上がっているのだ。

 同局によると、黄長官は「両国関係にあまり影響のない誤解の部分があるのかもしれない。だから中国が五輪の開会式を通じて何かを伝えようとするのは理解するが、もう少し気を使ったほうがいいという惜しさもある」とまわりくどい言い方で中国への批判をかわしたという。

 さらに「韓服が果たしてどの国のものなのかというところで中国側では中国のものだと主張したのがおそらく原因となったのだろう。抗議する計画はない。日本との間にある独島の領土紛争まで行く部分ではない」と言及。日本に対しては強くものを言うが中国に対しては言えない韓国の現政権の実態が浮き彫りになった。

 韓国の文政権の二枚舌外交≠ェ今後波紋を呼びそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc1acd6db68d74715b4df97aae0a8d40df373406

最終更新:2/7(月) 18:03
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