「新規感染者が60万人を突破」 「医療現場は阿鼻(あび)叫喚」 「政府は感染対策の大幅緩和を検討」。
韓国は連日、新型コロナウイルス関連のニュースが後を絶たない。

以前は珍しかった感染情報が、今となっては「お前も?うちもつい最近……」と、ごくありふれた話題になってしまった。

感染を恐れて集まりは避けられるが、逆に増えているものもある。いわゆる「スーパー抗体保有者の集まり」がそれだ。
彼らはワクチン接種後に感染して回復した人で、自分たちは高い免疫を持つと信じている。

検査キットで陽性が分かっても当局に報告しない「隠れ感染者」も相当数いるとみられる。

一部では、近く感染のピークが訪れてエンデミックになるとの予想もあるが、それはいつか。
2019年に現れ、すぐ終わると高をくくっていた事態は、今も終わりを知らず続いている。(智)
https://www.nna.jp/news/show/2312304