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2022.04.08 13:20

韓国の朴槿恵(パク・クネ)元大統領が大邱(テグ)広域市長への出馬を宣言した柳栄夏(ユ・ヨンハ)予備候補に対する支持を訴える映像メッセージを出した。

柳栄夏弁護士は8日、自身のユーチューブチャンネルで「大邱広域市長予備候補・柳栄夏の後援会長をお引き受けくださった朴槿恵元前大統領のあいさつの言葉です」と伝えて4分54秒の映像を公開した。

ピンクのスーツを着てカメラの前に立った朴元大統領は「私がここに戻った日、多くの方々が温かく歓待してくださり、本当に感謝している」とし「大邱は国が厳しい時に個人の安危より国を先に考える『先公後私』の精神が生きている都市」と話し始めた。

続いて「柳候補の要請もあったが、以心伝心だった」とし、自身が後援会長を引き受けた理由を説明した。

朴元大統領は「柳候補はこの5年間、私が最も大変で苦痛だった時間、私のそばで一緒に過ごした」とし「私を知るほとんどすべての人が離れていき、
さらに私との縁を否定する時にも、揺らぐことなく黙々と私のそばでつらい時間を共に耐えた。手術をして退院した翌日にも自身の体のケアをせず、法廷で私のために弁論をした」と明らかにした。

「柳氏が朴槿恵を利用している」という一部の主張は違うとし、柳候補をかばった。

朴元大統領は「事情を知らない人たちから、私の目と耳をふさぎ、私と会う人を遮断するというとんでもないことを言われて疾視されたが、一言も弁解せず黙々と非難に耐えた」と強調した。

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