外信コラム 韓国で日本の演歌「解禁」の行方

尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権の発足後、対日関係の改善に向けた方策を議論する韓国政府の有識者会議がひそかに開催されている。ともすれば参加者が「親日派」のレッテルを貼られかねないため非公開だが、ある会合では「日韓『演歌』歌合戦」を地上波のテレビ番組で開催する、とのアイデアが放送関係者から出たという。

韓国では近年、戦前に日本の演歌の影響を受け発展した韓国演歌「トロット」が幅広い世代で流行。トロットは日本人にもなじみのメロディーに、独特のリズムが融合する。演歌との〝共演〟が実現すれば、大きな話題を集めるだろう。

問題は、日本の演歌が基本的に「地上波NG」となっていることだ。韓国では2004年までに日本の大衆文化が全般的に開放された後も、地上波では音楽やドラマの放送規制が続く。とりわけ演歌への抵抗が強い理由について、テレビ局関係者は「『トロットは国楽発祥』と主張する人々にとって、演歌との類似性が広まることは都合が悪い」と明かす。

韓国紙の政治記者も「政権交代した途端にテレビで演歌が流れた、などとなれば、野党が政府を攻撃する格好の材料になる」と演歌「解禁」に否定的だ。韓国映画で日本人監督や中国人俳優が活躍する時代。音楽交流も一歩進んではどうだろう。(時吉達也「ソウルからヨボセヨ」)

産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9623add2bb97c27f4f0a318d19da6c1635b619

【韓国起源】 「日本の演歌の元祖は韓国のトロット」というのが日本歌謡界の定説~21世紀は韓国が世界文化の中心に[12/23]
https://awabi.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1387795797/