習近平氏、安倍氏死去で弔電…「中日関係の改善へ有益な貢献」「重要な共通認識に達した」

【北京=比嘉清太】中国の習近平(シージンピン)国家主席は9日、安倍元首相の死去について、深い哀悼の意を示す弔電を岸田首相に送った。「安倍元首相は在任中、中日関係の改善を進めるために努力し、有益な貢献をした。突然の死去を悲しみ、惜しんでいる」と強調した。

習氏は弔電で、安倍氏との間で「新時代の要求にそぐう中日関係の構築について、重要な共通認識に達した」と指摘した。また、岸田首相と「中日の善隣友好協力関係を引き続き発展させていきたい」との考えを示した。

日中両国は安倍氏の首相在任中、習氏の国賓としての来日を目指したが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期された。

読売新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f49915bc5f34a820c0922835c7c42c77fa5b847