韓国青年・高齢層の多重債務者、4年間で33%増
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(写真:朝鮮日報日本語版)

韓国では複数の金融機関から借り入れがある多重債務者の数と債務額が青年層と高齢層を中心に急速に増えていることが分かった。

【グラフ】多重債務額の推移
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韓国の金融研究院が7月31日に発表した金融機関の多重債務者の現状に関する報告書によると、金融機関3カ所以上から融資を受けた多重債務者は今年4月末現在で451万人となり、2017年末(416万6000人)に比べ8.3%増加した。多重債務額は598兆8000億ウォン(約61兆500億円)で、17年末(490兆6000億ウォン)に比べ22.1%急増した。

特に青年層と高齢層の多重債務が大幅に増えた。30代以下の青年層の多重債務額は、4年4カ月で32.9%(39兆2000億ウォン)増加し、今年4月現在で158兆1000億ウォンに達した。高齢層は32.8%(18兆ウォン)増加し、72兆6000億ウォンを記録した。一方、中年層の多重債務額は同じ期間に16.2%増えたものの、増加ペースは青年・高齢層の半分にとどまった。

問題は青年・高齢層の多重債務が、相対的に貸出金利の高い「第2金融圏」と呼ばれる金融機関を中心に増えた点にある。地域密着型の金融機関である貯蓄銀行での高齢層の多重債務者数(9万5000人)と債務額(2兆1000億ウォン)は17年末に比べそれ96.6%、78.1%増え、青年層の多重債務者数(50万3000人)と債務額(11兆1000億ウォン)もそれぞれ10.6%、71.1%増加した。金融研究院のシン・ヨンサン上級研究委員は「貸出金利が高い金融業者を中心に青年・高齢層の多重債務者数と債務額の増加ペースが速まり、不良債権化の懸念が高まっている」と話した。

柳素娟(ユ・ソヨン)記者

https://news.yahoo.co.jp/articles/596ee474a8e73bb2be05a5562aacd425a306fc1d

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