【羅州聯合ニュース】日本の鳩山由紀夫元首相が6日、韓国南西部・全羅南道羅州市の羅州学生独立運動記念館を訪問した。同館は日本による植民地支配に抵抗した学生たちが起こした独立運動を記念する施設。

 鳩山氏は記念館の芳名録に、独立を目指して命をささげた学生たちの安らかな眠りを祈る言葉をつづった。

 展示を見終わり、報道陣から感想を求められると、日本人が韓国・朝鮮の人たちを差別したことを改めて知る機会になったとしながら、謝罪したい気持ちだと語った。傷つき、被害を受けた人たちがもういいと言うまで、日本が謝り続ける必要があるとの考えを示した。

 鳩山氏は2日間の日程で南東部の光州と全羅南道を訪れている。故盧泰愚(ノ・テウ)元韓国大統領の長男、載憲(ジェホン)氏との間で、1980年の「5・18民主化運動(光州事件)」の犠牲者が眠る国立5・18民主墓地(光州市)を参拝する話が出て、来韓した。6日に同墓地を参拝する。また、全南大(光州市)で開催されるフォーラムで講演を予定している。 

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10/6(木) 15:15配信
聯合ニュース
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