【ソウル聯合ニュース】韓国完成車大手の現代自動車と子会社の起亜は18日、近日中に発表する7~9月期の決算に、「シータ2GDIエンジン」の永久保証プログラムの運用費用として2兆9000億ウォン(約3036億円)を反映させると発表した。現代自動車グループは7~9月期に過去最高の業績になるとみられていたが、市場の予想を大きく下回る結果になりそうだ。

 現代と起亜は国内外の機関投資家や証券アナリストなどを対象に開いた説明会で、同プログラムの運営費用として、現代が1兆3600億ウォン、起亜が1兆5400億ウォンを計上すると発表した。

 証券市場の関係者らは現代の7~9月期の営業利益が3兆ウォン以上、起亜が2兆ウォン以上になると予想していた。

 現代と起亜は業績が期待値に大きく及ばないことから、市場の衝撃を緩和するため決算発表の前に説明会を開いたものとみられる。

 国内や米国などで同エンジンに問題が生じたことを受け、現代と起亜は2019年に同エンジンを搭載する車両に対し、エンジンの永久保証プログラムを実施することを発表。当時も現代が2兆1352億ウォン、起亜が1兆2592億をプログラムの運用費用に計上して20年7~9月期に反映され、業績に打撃を与えた。

 同エンジンの永久保証プログラムに関する費用が追加で反映されたのは、半導体不足により車両の使用期間が伸び、エンジンを交換する割合が高くなったためという。

 また韓国通貨ウォンの対ドル相場が下落したことなども影響した。

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10/18(火) 19:29配信
聯合ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/32dd01a728aeeb7d640ea270f2bb19fe9fb936af

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