BTSのJIN(29)の入隊が迫る中、ファンにとって心配事が相次いでいる。中でも気になるのは“入隊前イベント”全キャンセルの可能性だ。

 29日に起きた、ソウル・梨泰院「ハロウィーン圧死事故」の影響で、30日に開催予定だった、少女時代、BoA、東方神起らが所属するSMエンターテインメントのハロウィーンイベント「SMTOWN WONDERLAND 2022」が中止。SNSからハロウィーンの画像は削除され、韓国エンタメ界は一気に“哀悼モード”に。

 JINは12月4日に30歳を迎えるため、11月中に入隊するといわれており、本来なら、国内外のイベント出演、JINを特集した音楽番組の放送、ファンによる入隊の見送りなどイベントが続く予定だが、姿を見せることなく入隊する可能性が出てきたのである。

 韓国エンタメ事情に詳しいタレントのローバー美々氏はこう言う。

「韓国エンタメ界は14年の『セウォル号沈没事故』後と同じような状況になるのでは。セウォル号の際、死傷者がK-POPファン世代中心で、事故後はアイドルたちが亡くなった高校生の弔問に訪れたり、テレビ局は音楽、バラエティー番組の放送を自粛。番組冒頭に追悼のコメントを掲載するなど一斉に喪に服し、アイドルたちのSNSも自粛。アイドル入隊時の見送りイベントもなくなりました。当時そのような期間が1カ月ほど続きました。そう考えると、JINさんの入隊も粛々と行われる可能性が高い」

◆配属先は音楽隊か警察か

 さらにファンにとって心配なのが配属先。特別扱いを嫌うBTSだけに、JINも海兵隊や最前線など過酷な志願先をあえて選ぶのではないかという噂も浮上。半ば強制的な肉体改造で変貌し、人気を落とすこともあるという。

「退役後、ゴリマッチョ体形に変身し、人気を落としたアイドルもいました。しかしBTSに関しては、入隊だけで経済損失になるほどの“国の宝”ですから、本人たちが志願したとしても、過酷で危険を伴うような部隊には政府が配属させないはず。音楽隊、警察、役所関連での勤務になるのでは。ソウル市内では兵役中のアイドルが駐車取り締まりしている姿も度々見かけます」(前出のローバー美々氏)

 BTSファンもJINとの最後のお別れを我慢せざるを得なさそうだ。

10/31(月) 14:00配信
日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.yahoo.co.jp/articles/54bb9c0cb195732d64b341541f99b017c6e30f5b