初代女王の座を勝ち取った――。カーリングのパンコンチネンタル選手権最終日(6日=日本時間7日、カナダ・カルガリー)、女子決勝は、日本代表が韓国を8―6で下し、優勝を果たした。

 粘る韓国を執念で振りきった。日本はスキップ・藤沢五月(31=ロコ・ソラーレ)が「また新たな気持ちで決勝の韓国戦を頑張りたい」と意気込みを示していた中、第2エンド(E)に2点を先制。3―1で迎えた第5Eに2点を奪われ、同点とされたが、第6Eに1点を勝ち越すと、第7、8Eに1点ずつスチールした。ところが、第9Eに2点を許し、第10Eには1点をスチールされて延長戦に突入。それでも、第11Eに2点を奪取して勝負あり。藤沢らは全身で喜びを表現した。

 今大会は初戦の米国戦で敗れたものの、サード・吉田知那美(31=ロコ・ソラーレ)が「決勝まで行くには敗戦が必要」と話していたように、試合ごとに出た課題をきっちり修正。勝負どころでさすがのパフォーマンスを披露し、タイトルを引き寄せた。 

11/7(月) 13:46配信
東スポWEB
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