【ソウル聯合ニュース】韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は7日、日本の海上自衛隊が開催した国際観艦式で、韓国海軍が自衛艦旗を掲げた日本の護衛艦「いずも」に敬礼したことについて、「旭日旗に対して(敬礼を)したわけではない」と述べた。

 李長官はこの日、国会で開かれた予算決算特別委員会で「日本の海軍に対して敬礼をさせたこと自体が国民は納得できないと思う」との田溶冀(チョン・ヨンギ)議員(最大野党「共に民主党」)の質問を受け、「自衛艦旗に対して敬礼したのではなく、主管する国の代表が乗船した艦に向かって敬礼した」と説明した。

 共に民主党の? 寿珍(イ・スジン)院内報道官は前日の記者会見で、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は自衛艦旗と旭日旗について『形は似ているが、赤い丸の位置が異なる』という荒唐無稽な詭弁(きべん)を述べているが、日本の外務省も自衛艦旗を汎旭日旗と認めている」と指摘。尹錫悦政権が国民の反対にもかかわらず韓国海軍に敬礼させたと批判した。

 李長官は、韓国海軍の観艦式出席に自民党議員が反対したとする日本メディアの報道については「一部の議員の反対はあったが、日本政府の立場はそうではない」と否定した。

 また、「自衛艦旗は(旭日旗と異なり)国際的に認められている」とし、国際観艦式への出席は安全保障の観点から国益のために参加したものと理解してほしいとの立場を示した。

Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved.
11/7(月) 16:21配信
聯合ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/0230f89466d351c4a76296c9ab54f3f71c7b7ed6