サッカーの中国スーパーリーグの試合で、相手選手の頭部を“膝蹴り”する危険なプレーがあった。中国のスポーツメディア・捜狐体育が伝えた。

8日に行われた同リーグの北京国安VS武漢三鎮の試合の前半、ハイボールを競り合った際に、跳び上がった武漢の鄧涵文(デン・ハンウェン)の膝が北京の劉歓(リウ・ホアン)の側頭部を直撃。あまりの衝撃に劉は左手で首を押さえた。

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一歩間違えば選手生命が脅かされかねない非常に危険なプレーだったが、主審はファウルの判定を下したものの、イエローカード(警告)やレッドカード(退場)は出さなかった。

中国のサッカーファンからは

「これで全く悪びれてないのがすごい」
「なんていうプレーだよ。中国カンフーの中にもないぞ!」
「明らかに故意なのに手を広げてアピールしてるからね」
「ひどすぎる。出場停止処分を科すべき」「半年から1年は出禁でいい」

といった声が上がった。

また、

「カードを出さない主審もどうかしてる」
「どう見てもレッドカードだろ」
「劉歓が正直すぎた。倒れて転がっていれば、少なくともイエローカードは出されたはず」
「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も介入しなかったのか?」
「中国リーグの審判ってマジで…とんでもない」

など、審判に疑問を呈する声も少なくない。(翻訳・編集/北田)

Record China 2022年11月9日(水) 21時0分
https://www.recordchina.co.jp/b904108-s25-c50-d0052.html