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▲ 去る5月28日、東京都北区の東京朝鮮文化会館で行われた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)第25回全体大会で、朝鮮総連の幹部が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が送った書簡を代読する様子。
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北韓(北朝鮮)は20日、日本が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と在日同胞を弾圧しているとし、強力な対応を決意した。

朝鮮中央通信は20日、「破廉恥な日本の反動勢力は、彼らをはじめとする敵対勢力の反共和国侵略戦争練習騒動に対処した我々の自衛的措置をあえて挙げ、列島全域を朝鮮人排斥の乱舞場にしている」と主張した。

通信は、「最近、朝鮮学校と学生、総連機関を対象に敢行された憎悪犯罪(ヘイトクライム)の件数だけでも約10件にもなるという」とし、「これは民族差別と朝鮮人弾圧など反共和国、反総連敵視政策を常に行っている日本当局によって起きた計画的かつ組織的な国家犯罪だ」と糾弾した。

続けて、「日本の反動が米国をはじめとする敵対勢力の対朝鮮(対北)侵略策動に全面的に加担し、先陣を切って暴れ狂っておきながら賊反荷杖(盗人猛々しいではなく、居直りっぽい意味らしい)で我々を巻き込み、反総連策動に狂奔する凶心(胸心かも)は他にない」とし、「日本全域で対朝鮮敵対意識をさらに高め、再侵入野望実現の有利な環境を作ろうとしている」と非難した。

さらに、「我が共和国の尊厳と自主権を代表する総連と在日同胞、その子どもたちに迫害を加え、あらゆる被害を与えた日本反動のファッショ的暴挙は絶対に許されない」とし、「我々の人民の激昂した対日決算意志を正しく知り、むやみに暴れてはいけない」と警告した。

北韓が官営メディアを動員して日本を直接的に非難する記事を載せたのは、去る16日に日本の朝鮮総連迫害を非難した論評以降、4日ぶりである。

北韓は先月4日、日本列島上空を越える中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射して、去る18日には北韓が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)が日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したと推定されている。

これに対し、日本の岸田文雄総理は、「北朝鮮が前例がない頻度で挑発行為を繰り返している」とし、「絶対に容認できない」と述べた。

日本の社会関係網サービス(SNS)には『朝鮮人』、『朝鮮学校』というキーワードが含まれたヘイトスピーチ(hate speech=特定集団に対する公開の差別・嫌悪発言)が多数確認されている。

(パク・スユン記者)
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ソース:ソウル=聯合ニュース(韓国語)
https://www.yna.co.kr/view/AKR20221120005100504