韓国のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会ベスト16進出の予想を的中させた英BBCのクリス・サットン解説委員が決勝トーナメントでのブラジルとの対戦で韓国の敗北を予想した。

サットン氏は3日、決勝トーナメントの対戦表が決まるとともに予測した対戦結果で、韓国は良い競技力を見せるだろうがブラジルを苦しませるほどではないとし、0-2で韓国が敗北すると話した。

サットン氏は「韓国が劇的な姿でグループリーグを通過したのは次にどんなことが起きようが彼らのW杯が記憶に残るということを意味する。韓国は非常に良い競技力を見せ、すでにポルトガルを相手にしっかり組織されていることを証明したが、ブラジルを苦しませるほどではないと考える」と明らかにした。

続けて、「ネイマールの負傷からの復帰がどれだけ迫っているのかに勝敗結果がかかっているかもしれないが、ブラジルはネイマールが帰ってこなくても決勝トーナメント1回戦は勝つとみる」と予想した。

また、サットン氏は日本がクロアチアを破り2-1でベスト8進出を成し遂げると予想した。

サットン氏は「日本はまだ今回のトーナメントで終わっていないと考える。クロアチアにも素晴らしい選手たちがいるが、日本は私たちが考えるよりはるかに技術が優れた選手たちで構成された」とし、前後半に1-1で引き分けた後、延長戦を通じて日本が2-1で勝つだろうと占った。

このほかサットン氏は、準々決勝にオランダ、アルゼンチン、フランス、イングランド、スペイン、スイスが上がると予想した。このうちアルゼンチンはオーストラリアを5-0で大破すると予想し、スイスはポルトガルと延長戦前後半まで1-1で引き分けた後、PK戦で勝って準々決勝に進出するとの見方を示した。

これに先立ちサットン氏今大会で日本がドイツを破り、韓国がウルグアイと引き分けるという結果などを予測していた。

韓国サッカー代表チームは現地時間2日にカタールのエデュケーションシティスタジアムで行われたグループリーグ予選最終戦でポルトガルを相手に2-1で逆転勝ちを収めベスト16に進出した。韓国代表チームは日本時間6日午前4時にグループG1位のブラジルとベスト8進出を争う。

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