各局の解説者たちの反応を韓国メディアが紹介

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント(T)1回戦が行われ、韓国はブラジルに1-4と大敗。日本、オーストラリアを含め、グループリーグを突破したアジア勢3か国は16強で全滅となった。しかし、3大会ぶりの決勝T進出した母国について、韓国の解説者は「凄いと褒めてあげたい、選手たちが誇らしい」「16強の過程に悔いはない、今大会は成功した」と絶賛している。

 韓国メディア「kukinews」はこの日の中継で登場した各局の解説者たちの反応を紹介。前半だけで4失点しながら、途中出場したペク・スンホが後半30分に豪快なミドルシュートで一矢報いた場面で、KBSのハン・ジュンヒ氏は「我々の揺るぎない心が、まさにこの驚くべきゴールで証明された」「ペク・スンホのスーパーウルトラワンダーゴールだ。ゴール自体がワールドクラス」と絶賛したという。

 また、KBSで解説を務めた元韓国代表MFク・ジャチョルも「選手たちが全く折れていない」「折れない気持ちでプレーする姿、誇らしい」と喜び、SBSの元韓国代表MFパク・チソン氏は「(GKアリソンには)ペク・スンホのシュートは止められない」と興奮。MBCのソ・ヒョンウク氏は「本当に気持ちがいい」と叫べば、MBCの元韓国代表FWアン・ジョンファン氏は「このままでは終われない」と奮起を促したという。

 そのまま試合には敗れたものの、パク・チソン氏は「選手たちにありがとう、凄いと褒めてあげたい」と労い、「結果は負けたが、選手たちが誇らしい」「準備してきたベント監督のサッカー哲学を信じて従い、その姿が正しかったことをW杯で証明した。それが実を結んだと思う」と称賛した。SBSで解説を務めた「韓国のメッシ」こと、現役のMFイ・スンウは「解説者としてたくさんのことを見て学んだ」とし「4年後には選手として再び挑戦してみたい」と約束したという。

 かつて日韓大会で4強入りを経験しているアン・ジョンファン氏は「ブラジルに正直勝つのは容易ではない」と語り、「もっと高いところまで行けなかったのは残念だが、ベスト16に進む過程に悔いはない。今大会は成功したと思う」と振り返った。

12/6(火) 20:03 THE ANSWER
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