中国メディアの新浪網は6日、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で共にベスト16で敗退した日本と韓国について、その態度が対照的だったとする記事を掲載した。

記事は、5日(現地時間)の試合で日本は1-1からのPK戦の末クロアチアに、韓国は1-4でブラジルにそれぞれ敗れたことで、アジアの6チームはすべて敗退したと説明した上で、「日本と韓国の試合後に見せた行動は正反対のものだった」と評した。

まず、日本について「今大会での活躍は見ての通り。ドイツ、スペインという2つの優勝国を破ってグループリーグを首位通過するとは、誰も思っていなかっただろう」と指摘。クロアチア戦も「延長を含めた120分では負けておらず、それだけでも称賛に値する」と述べた。

そして、「日本代表は試合後、会場を去る前にロッカールームを清掃し、鶴を折ってアラビア語で感謝の言葉を記した」としたほか、「森保一監督はスタンドに向かって深々とお辞儀をしてファンらに感謝を示した」と伝えた。

一方で、韓国については「ブラジルに大敗した後、負けを認められなかった。ベント監督が試合間隔が短かったことに不満を漏らし、大韓サッカー協会もこれに同意したほか、韓国の複数のメディアはブラジル選手らのゴール後のパフォーマンスについて下品であり、韓国を侮辱するものだと罵倒した」と伝えた。

その上で、「自らの不足を認め周囲に感謝を示した日本と、さまざまな理由をつけてブラジルを罵倒した韓国に、多くのサッカーファンが注目した」とし、ネット上に「韓国は駄目だな。日本が正しい道を進んでいる」「じゃあ何か?ブラジル選手はゴールを決めるたびに韓国にお辞儀をするのが礼儀だとでも?」「(韓国は)あれが駄目これが駄目と。実力でモノを言え」「韓国選手はダイブ(わざと倒れること)してのたうち回っていたのにファウルを取ってもらえないと見るや跳び起きて攻撃に参加したからな」といった声が寄せられたことを伝えている。(翻訳・編集/北田)

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