米企業による調査、トップ10のうち6社を占める…世界トップの秘訣は「車の耐久性」

米国で実施された「寿命(lifespan)の長い自動車」に関する調査で、トヨタが上位10車種のうち6車種を席巻した。SUV(スポーツタイプ多目的車)、ミニバン、セダン、電気自動車など、部門別の寿命調査でも、電気自動車を除いて1位は全てトヨタだった。最近、自動車産業の関心は、テスラがリードする電気自動車や自動運転のような先端技術に集まっているが、自動車の最も基本的な耐久性ではトヨタが圧倒的な優位に立っているわけだ。トヨタが米国でGM(ゼネラルモーターズ)と市場シェア1、2位を争い、全世界で1000万台の販売を維持して1位を守ってきた秘訣(ひけつ)が、実は「基本に忠実」という点にあるとの分析だ。

【表】米国を走る自動車の寿命トップ10
https://www.chosunonline.com/svc/view.html?contid=2022120980102&no=1

■トヨタ、走行距離48万キロも依然好調

 米国中古車分析機関であるアイ・シー・カーズ(iSeeCars)は、今年1-10月、米国の道路を走った自動車200万台のうち、累積走行距離が長い上位1%の車種を分析した。その結果、寿命が最も長いモデルの1、2位は、トヨタの大型SUVであるセコイアとランドクルーザーだった。寿命はそれぞれ48万キロ、45万キロに上った。タンドラ(4位)、プリウス(6位)、アバロン(9位)、ハイランダー・ハイブリッド(10位)まで、上位10車のうち6車がトヨタ製のモデルだった。シボレー・サバーバン(3位)、GMCユーコンXL(5位)、シボレー・タホ(7位)のようなGMの大型SUV3車種も10位圏内に名を連ねた。ホンダ・リッジラインは8位で、トップ10モデルのうち7車種が日本車だった。10位圏内の車種はほとんどが中・大型SUVとピックアップトラックで、寿命はそれぞれ約40万キロメートルに上った。20位圏にまで拡大しても、トヨタと日本車の善戦が目立つ。10-20位にはトヨタ4車種、ホンダ2車種、日産1車種が入った。残りの3車種はフォード2モデルとGM製だった。

 現代自動車と起亜自動車は総合20位圏内には入らなかったものの、部門別に集計された調査では名を連ねた。現代サンタフェがSUV部門の20位(寿命33万2165キロ)、ミニバン部門では起亜セドナ(韓国名カーニバル)が4位(寿命33万5733キロ)、ハイブリッド部門では現代ソナタ、起亜オプティマ(K5)ハイブリッドがそれぞれ、1-4位を占めたトヨタ・レクサスに次いで5、6位となった。

以下ソースから

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2022/12/11 05:40
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/12/09/2022120980102.html
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/12/09/2022120980102_2.html