韓国ソウル江南(カンナム)の市中でタクシー運転手に暴行を加えた容疑がもたれている日本人男性が拘束状態で送検された。

13日、警察によると、ソウル瑞草(ソチョ)警察署は日本人観光客男性Aを暴行容疑で最近検察に拘束送検した。

Aは先月末、ソウル江南のある道路で日本語が話せないという理由でタクシー運転手Bさんに暴力をふるった容疑がもたれている。当時泥酔状態だったAはBさんに拳で殴りかかり、足蹴りまで加えていたことが分かった。

この日JTBCが公開した防犯カメラを見ると、Aがタクシー運転手を地面に押し倒して馬乗りになっている様子が分かる。続いて倒れた男性に拳で殴りかかると、起き上がって足蹴りまで加えた。

被害を受けたタクシー運転手は「(腕が)折れそうなほど捻りあげて…これは下手すると殺されかねない」と話した。

タクシー運転手は手や首、腰などを負傷し、全治3週間の診断を受けた。事故後2週間が経過したが、まだハンドルを握ることができないでいるという。

Aは警察の取り調べで「Bさんが言葉を聞き取れなくて殴った」という趣旨で供述している。

中央日報日本語版 2022.12.14 06:27
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