【ソウル聯合ニュース】韓国のソウルは21日未明から全域で雪が降り、朝の通勤通学の時間帯に市民がしっかり防寒対策をして足元に気をつけながら歩く姿が見られた。

 気象庁によると、21日午前4時50分、ソウルや仁川など首都圏に大雪注意報が発令された。仁川と京畿道北部の西海岸には1時間当たり2~3センチ、ソウルなど首都圏のその他の地域は1センチ前後の雪が降る見通しだ。

 雪の影響による交通渋滞を見越し、自家用車でなく公共交通機関を利用したり、普段より早めに家を出たりした人が多いようだ。

 ソウル市では前日から各区と関係機関が積雪に備え、幹線道路やバス停と地下鉄駅入り口周辺などで朝から除雪作業を行っている。

 生活道路などでは雪が積もった路面が凍結し、滑りやすくなっている。傘を差しながら横歩きでこわごわと坂道を下る人や、バス停で寒さに震えながらバスを待つ人の姿もあった。

 主要な地下鉄路線は普段より混雑している。

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12/21(水) 9:13配信
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