サッカー元中国代表選手が中国と日韓の違いに言及した。中国のスポーツメディア・新浪体育が21日付で伝えた。

先日幕を閉じたワールドカップ(W杯)カタール大会では、日本はドイツやスペインといった優勝経験国を下し、韓国もポルトガルを破って決勝トーナメントに進出するなど、東アジアの2カ国が躍進した。

そうした中、中国スーパーリーグ・上海申花足球倶楽部に所属する元中国代表DF馮瀟霆(フォン・シャオティン)はこのほど行ったライブチャットの中で、2023年のアジアカップについて聞かれ、「耳に心地いい話ではないと思うが、日韓(の背中)は…見えなくなった。これが実際のところで、差が大きすぎる」と語った。

そして、「日韓はアジアのトップレベルで、一方のわれわれの実力は今では東南アジアの国にも苦戦するようになっている。彼らの進歩はとても早い。われわれが進歩していないわけではないが、ただ進歩が小さい」と続けた。

この発言に、中国のネットユーザーからは「みんな分かってることだ。わざわざ言わなくてもいい」「これを無駄話という」「日韓の主力は欧州5大リーグでプレーする選手だが中国はどうだ?これこそあからさまな差だ」「今ではたぶん、韓国も日本(の背中)が見えなくなっただろうね」といった声や、「中国は本当に進歩しているのか?俺は2002年(W杯に初出場)よりずっと劣っていると思うのだが」「進歩が小さいだ?後退してるんだよ」といった声が上がった。

また、「いやいや、中国代表はナマコ(中国選手がよく食べていると明かして物議を醸した高級食材)を食べる方面では大きな進歩を遂げているよ」「中国サッカーは日韓に比べてカネだけは負けていないさ」「日韓のサッカー関係者は本業に専念している。中国のサッカー関係者はライブチャットに専念している」など、自国を皮肉る声も少なくなかった。(翻訳・編集/北田)

Record China 2022年12月22日(木) 18時0分
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