ソニーグループの中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボ)の公式アカウントが「法律、法規に違反した」として5日までに停止された。昨年10月の共産党大会の前後に、中国を侮蔑する内容が書き込まれているなどとする批判が相次いでいた。ソニーは「今になって停止された理由は分からない。ウェイボ側に問い合わせ中だ」と説明した。

ソニーが日本の半導体戦略を支えていることもあり、複数の業界関係者は「半導体を巡る日米と中国の対立が背景にある」との見方を示した。

ソニーは党大会を控えた昨年10月12日、花に囲まれた犬の写真を公式アカウントに投稿。インターネットの情報によると、1952年の同日に朝鮮戦争で犠牲になった中国の人物を、犬に置き換えてやゆした写真だなどと批判を受けた。

ソニーは以前にも、盧溝橋事件のあった7月7日に商品発表すると告知したなどとして中国のネットで批判を受けた。(共同)

2023/1/5 21:14
https://www.sankei.com/article/20230105-46PGYSLUYVP4TDRMHWPN65VKCY/