(台北中央社)在韓国中国大使館が昨年末の韓国議員団の訪台について「ざん訪」(逃げて訪れる)と酷評し強く反発した。これを受け、外交部(外務省)は6日、「事実をねじ曲げただけでなく韓国の尊厳と中華民国の主権をも損なった」とした上で、「黒白を転倒し下品な言葉を使う戦狼的な振る舞いを軽蔑する」と不快感をあらわにした。
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同部によると、「韓台議員親善協会」会長の趙慶泰(チョ・ギョンテ)氏率いる韓国議員団が昨年12月28~31日の日程で台湾を訪れ、蔡英文(さいえいぶん)総統や游錫?(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)らと面会した。

今回の訪台について議員団メンバーの1人、鄭宇沢(チョン・ウテク)副議長が5日、韓国紙「朝鮮日報」に対しこのような議員外交は問題にならないとの考えを示している。団長の趙氏も6日、フェイスブックで中国の傲慢(ごうまん)な態度に不満を訴えるとともに「他国への内政干渉をやめ北朝鮮問題に取り組んでほしい」と苦言を呈した。

(黄雅詩/編集:羅友辰)



1/6(金) 19:20配信
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