【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルス感染による隔離を拒んで逃走し、身柄を確保された40代の中国人が、処罰を受けず13日に国外追放された。中央事故収拾本部が24日、発表した。

 この中国人は3日に中国発の航空便で妻と共に仁川国際空港に到着し、直後の新型コロナ検査で陽性と判定された。隔離先のホテルに到着後、行方が分からなくなっていたが、警察が5日にソウル市内で身柄を確保した。

 韓国政府は新型コロナ感染が急拡大した中国からの渡航者に入国前後の検査を義務付けており、空港で陽性が判明した短期滞在者については臨時施設で7日間隔離している。

 政府は当時、この中国人について「法と原則に従い厳しく処罰する」との方針を示していた。

 中央事故収拾本部の関係者は、この中国人は「感染症予防および管理に関する法律」違反の容疑で警察の取り調べを受けた後、送検されたが、裁判までの間に身柄を拘束できる根拠がなく釈放せざるを得ないため、出入国外国人庁が裁判なしに可能な強制追放と1年間の入国禁止処分を下したと説明した。

 感染症管理法に違反すると1年以下の懲役、または1000万ウォン(約106万円)以下の罰金が科されることになっている。

聯合ニュース 2023.01.24 16:28
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