韓国の20代・30代の10人中7人が、北朝鮮の核ミサイルの脅威が高まっているのに伴い、韓国の独自核武装が必要だと考えていることが明らかになった。「統一と分かち合い財団」と本紙、ソウル大学社会発展研究所がカンターパブリック(Kantar Public)に依頼し、韓国国内の20歳から39歳までの世代1000人を対象に実施した「対北・統一認識調査」で、「北朝鮮が核兵器を廃棄しない場合、韓国も核兵器の保有をすべきか」という質問に68.1%が「賛成」と回答した。「反対」(31.9%)という回答より2倍以上高かった。この調査は、昨年11月14日から21日にかけて行われた。

 韓国の核兵器保有に賛成する理由については、「北朝鮮の核の脅威に対応すべきだから」という回答が39.2%で最も多かった。続いて「主権国家として国家・体制の安定を守るため」(37.3%)、「国際社会での影響力が増大」(23.3%)という順だった。他方、核兵器の保有に反対する理由としては「国際社会の制裁による被害」(40.1%)、「周辺国の核武装をあおる懸念」(26.3%)、「北朝鮮との関係がさらに悪化」(18.5%)、「米国の核の傘で十分」(14.7%)などが挙げられた。

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朝鮮日報日本語版 2023/01/29 18:09
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/01/27/2023012780113.html