北朝鮮の指令を受け、反国家団体のメンバーとして韓国南部の慶尚南道・昌原を中心に反政府活動をした疑いが持たれている4人が1日、逮捕された。

 これら4人は慶尚南道を拠点とする革新系団体で活動していた。情報機関の国家情報院(国情院)と警察は昨年11月、4人の関係先を家宅捜索し、先月28日に身柄を拘束。
ソウル中央地検が同月30日、国家保安法違反の容疑で逮捕状を請求した。

 ソウル中央地裁はこの日、「証拠隠滅、逃亡の恐れがある」として逮捕状を発付した。

 容疑者らはカンボジアなど東南アジアで北朝鮮関係者と接触して指令を受けた疑いがある。
韓国公安当局は、容疑者らが北朝鮮の指令に基づいて反国家団体の「自主統一民衆前衛」を結成し、2016年ごろから昌原を中心に反政府活動をしたとみている。


【ソウル聯合ニュース】
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20230201000300882?section=search
2023.02.01 09:19