「アメリカに追随して騒ぐべきではない」中国政府 気球問題で日本をけん制
2/9(木) 19:26配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

アメリカ上空で撃墜された中国の気球をめぐる問題です。日本でも去年1月に同じような気球が確認されていたという発表に対し、中国政府は「日本はアメリカに追随して騒ぐべきではない」とけん制しました。

松野官房長官は9日の記者会見で、九州の西の上空で去年1月、今回アメリカで発見され、撃墜されたものと同じような所属のわからない気球が確認されていたと明らかにした上で、今後もアメリカなど同盟国と連携し、情報収集と分析に全力をあげるとしました。

これに対し、中国政府は…
中国外務省 毛寧報道官

「日本はアメリカに追随して騒ぎ立てるのではなく、客観的かつ公正な立場であるべき」

中国外務省の毛寧報道官は9日、このように述べ、日本をけん制しました。

また、アメリカ国防総省の報道官が、過去に4回確認された同じような気球は「数年前から続く中国の大規模な偵察気球計画の一部だ」との見方を示したことについては、毛寧報道官は「知らない」とした上で、「アメリカによる情報戦の一部かもしれない」と主張しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b346dfd4edaeb25a9c62e156d47cf2b7918c57f5