【ソウル聯合ニュース】大地震で甚大な被害が出ているトルコ南部に派遣された韓国の緊急救援隊は救助活動初日の9日(現地時間)、午前中に5人の生存者を救助した。

 韓国外交部によると、救援隊が現地時間の9日午前11時50分までに救助した生存者は、70代半ばの男性、40歳の男性、2歳の女児、35歳の女性、10歳の少女の計5人。40歳の男性と2歳の女児は親子という。

 トルコ側の求めにより捜索・救助チームを中心に構成された韓国の緊急救援隊は、8日にトルコ入り。現地当局の要請に基づきアンタキヤを活動先に定め、9日午前5時ごろから活動を開始した。

 35歳の女性が指を骨折しているものの、5人の健康状態はいずれも比較的良いという。

 韓国の救援隊が活動するアンタキヤはシリア国境に近く、震源から130キロほど離れている。

 緊急救援隊は外交部と国防部、消防庁、韓国国際協力団(KOICA)の関係者118人からなる。韓国が1回に派遣した緊急救援隊の規模としては過去最大だ。

yugiri@yna.co.kr
記事一覧 2023.02.09 20:21
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